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2005年 イベント&トピックス

第2回 WFP生徒作文コンクール 入賞作品

Yahoo!きっず賞

これだけの食べ物があったら
山田 祐理子  伊丹市立鈴原小学校6年  (兵庫県)

私は、一年前に台湾から帰国しました。台湾ではずっとお弁当だったので、給食を食べるのは初めてでした。その時、私は、給食の味よりも気になったことがあります。それは片づけの時に見る残飯のことです。

当番が給食を配り終えると、日直が出てきてあいさつになりました。「いただきます。」そのあいさつがすむと同時に、みんなは立ち上がり、一勢に給食を給食バケツの中に、返しに行きました。その光景に私は、おどろくほかありませんでした。この時、私は、この残った給食はどこに行くのだろう、という疑問を抱きました。

学校が終わり、家に帰って母に聞いてみました。
「給食で残ったパンやご飯って、どうなるの。」
「ぶたとかの飼料にでもなるんじゃない。」
実際、給食センターでそのことについて聞いてみました。すると、おかずは、土じょう改良剤になるそうですが、パンは、全て焼きゃくされるそうです。無駄なことをしているなあ、と思いました。

台湾では、こんなことは一切ありませんでした。なぜかというと、お弁当だったからです。自分の食べられる量だけ、持って来るので、残りものなど一つもでなかったのです。レストランでも、食べきれなかった食べ物は、持ち帰るのがふつうだったので、食べものの無駄は、あまりありませんでした。

でも、日本は食べものをそまつにしていると思いました。

私は、腹が立ってくることがあります。世界には、食べる物がなくて、死んで行く子どもだっているからです。私は、一本のジュースで何人かの人たちが救えるという話を聞いたことがありました。ジュースの何倍もある、これだけの給食があれば、何人の人が救えるでしょうか。給食の残りを見るたびにそう思います。

だから、今の給食のあり方について、もっと考えるべきだと思いました。始めから、給食が残るとわかっているのであれば、給食の量を減らし、その分、世界で飢えている子どもたちへ援助をすればいいと思います。そのためには、自分の家からお弁当を持参したり、バイキング式の給食にすれば、飢えに苦しんでいる人たちが少しでも減ると私は思います。

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