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国連WFP協会 |
ホーム>イベント&トピックス>作文コンクール 入賞作品2005年 イベント&トピックス第2回 WFP生徒作文コンクール 入賞作品外務大臣賞「マリー・アントワネットにはなりたくない」 「パンがなければケーキを食べればいいのに…。」この言葉は十六世紀のフランスで食糧不足で苦しむ女性達がパンを求めて暴動をおこした時にマリー・アントワネットが言ったとされている言葉です。生まれた時からお姫様で幼くしてフランスの王妃となってしまった彼女は、無知でした。国民が子供に食べさせるパンもなく、苦しんでいることを知りませんでした。知ろうともしませんでした。そして、最後はギロチンにかけられてしまったマリー・アントワネット。私は小学生の時、夏休みの自由研究で彼女について調べてみたことがあります。 今回、「飢餓」について調べてみて、私は自分達がマリー・アントワネットと同じなのではないか、と思いました。生まれた時から食べるものがあるのは当たり前、賞味期限が過ぎたものは捨ててしまいます。テレビでは、芸能人が高級食材を台なしにして「まずい。まずい。」と言って笑っているのを見ました。「飢餓」は私達、日本人にとって遠い遠い国のことだと思っています。八億五千万人、そんなにたくさんの人が飢えているなんて知ろうともしていません。 私が「飢餓」について考えてみて思ったことは、「飢餓」は自分達に関係のない話しではないということです。「飢餓」で苦しんでいる人達は、自分達では「飢餓」の問題を解決できない所まで追い込まれています。「飢餓」の問題はアメリカ・ヨーロッパ・日本などの先進国と言われている、食料不足で困っていない国々が、自分達の問題として取り組まないといけないと思いました。 日本に生まれた私達と「飢餓」で苦しんでいる国に生まれた子供達。一体、何が違うというのでしょうか。生まれた国が違うだけです。それなのに、教育も受けることができず食べる物がなく困っています。もし、自分が「飢餓」で苦しんでいる国に生まれていたら世界の人々の助けを待っていると思います。立場を変えて考えることができたら、自分達がしなくてはいけないことが見えてくるはずです。 私は子供だから何もできないと思っていました。しかし、今はそう思いません。子供の私だからこそできることがあると思います。私は、今年の英語弁論大会に応募します。その時のテーマを「飢餓」に決めました。私が「飢餓」について話すことにより、一人でも多くの人に「飢餓」について目をむけて欲しいからです。さらに、英語でのスピーチは、世界中の人と共に「飢餓」について考える良いチャンスになると思います。 これが私の「飢餓撲滅運動」の第一歩です。 |