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2005年 イベント&トピックス

第2回 WFP生徒作文コンクール 入賞作品

Yahoo!きっず賞

私の願い~世界の飢餓を考える~
谷部 麗華  栃木市立吹上中学校3年  (栃木県)

-世界では五秒に一人の子供が飢えと飢えに関する病気で命を落としている。私がこの事実を知ったとき衝撃と同時にある出来事を思い出しました。

去年、私は職場体験学習として、お寿司屋さんを選びました。私は厨房を担当することになり、お寿司をつくることになりました。自動的に出てくるご飯に具をのせて回転する台に出来上がったお寿司をのせるという作業でしたが、私には一つ気になることがありました。それは私の横にあるゴミ箱らしい所に次々に手を全くつけてないお寿司が捨てられていたということでした。私は初めその意味が理解できず、隣にいた従業員の方に聞いてみることにしました。すると、「どうして捨ててしまうんですか。」と聞く私に信じられない答えが返ってきたのです。「ずっと回転してるとご飯がパサパサになってお寿司がまずくなるから。」という理由でした。私は次から次へと捨てられていくお寿司を呆然と見つめながら、心の中ではもったいないという思いとは違う思いが込み上げてきました。

まだ、全然食べられるお寿司をどうして何も思わずに捨てられるのだろうか。罪悪感はないのだろうか。そして、この捨てられたお寿司でいったい何人の飢餓で苦しんでいる人々を助けることができるのだろうか。いろいろな思いが一気に溢れ出てきて、思わずこの日本の現実を認めたくなく、次々に捨てられていくお寿司から私は目をそらしました。

この出来事をきっかけに、私は本やパソコンで世界の飢餓の状況を調べてみることにしました。すると、私の知らない、いろいろな事実を知ることができました。特に驚いたものは「ハンガーマップ」という世界地図で見た飢餓状態の国の多さです。栄養不足人口が35%以上の国は赤色で記されていて、特にアフリカや中南米に集中していました。世界には飢餓状況の国が20か国以上もあるという事実をこの地図を通して知ることができたのです。

日本に生まれた私たちは、学校に行くこともできます。勉強することができます。帰る家もあります。そこではおいしく安全な食べ物もあり、暖かいお風呂に入ることができ、きれいなお布団で寝れることもできます。好きな時に好きな量が好きなように食べられる。それがどれだけ幸せなことなのでしょう。きっと赤色の国の子供たちには、想像もつかない生活を私たちは日々、当たり前のように送っているのです。日々の生活振り返ってみると、そんな子供たちに対して、私は失礼きわまりない行動をしているような気がします。私はお寿司屋さんで考えたことを生かしていきたいです。それは、食べ物を無駄にしない、世界の飢餓状況を知るなど私たちにもできることはたくさんあるはずです。この小さな心がけが、明日の飢餓に苦しむ子供たちの減少につながり、この瞬間に一人でも多くの飢えや貧困で亡くなる人々が減ることを私は願います。

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