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ホームイベント&トピックス>作文コンクール 入賞作品

2005年 イベント&トピックス

第2回 WFP生徒作文コンクール 入賞作品

佳作

「見えない津波~忘れられた飢餓に目を向けよう~」
秋田 華梨  静岡サレジオ小学校5年  (静岡県)

栄養失調で、体が大きくならない子供。病気で薬を買うことができなく、ただ、死を待つ人々。母がいる家が燃えて、それを血が出るくらい唇を噛みしめながら見ている男の子・・・。「私達だけこんなに幸せでいいのだろうか。」本当の幸せや平和とはどういうものなのか・・・。」写真展をみて私は痛いほど分かりました。自分たちの「無力さ」や飢えている人、ひとりぼっちでいくあても無い人々の「不安」や「苦しみ」そして「さみしさ」が。だからそんな人々に少しでも幸せを分けられる方法を考えてみよう。そう思いました。今、わたしはこの作文を書いています。机には、赤い筆箱が置いてあります。その中には鉛筆が五本、消しゴムと赤いボールペンが入っています。でも貧しい国はどうでしょうか・・・。勉強ができないのです。それは、学校が無かったり、教材が無かったり、鉛筆やノートが無かったり理由は様々です。でもわたし達は自分が欲しい物を簡単に買えます。お菓子だってジュースだって買えます。

私たちの住んでいる日本は恵まれすぎている。私はそう思います。水も困らないし、一日に三食きちんと食べることができるのです。家族で生活できること。それが一番私たちの幸せな事だと思います。でも、知っていますか?カンボジアの女の人は、赤ちゃんを五、六人も産むのです。でも、どうでしょうか。生き残るのは、たった一人なのです。あとの赤ちゃんは病気や栄養失調で死んでしまうのです。このことを知って、わたしは自分たちがどんなに幸せかよくわかりました。カンボジアのほかにもそんな国がたくさんあるのです。 すべてを流し、消し去ってしまう津波。その津波で夫と一人息子をなくした女の人は、「もう海は絶対に見なくない。」そう言っていました。でも、もっと恐ろしい津波が、それは「見えない津波」です。見えない津波は幸せや、愛、明るい心を奪い、不安や苦しみ、そしてさみしさを置いて去っていくのです。津波は、本当に恐ろしいものだなぁと改めて実感しました。そんな人々のために、今私達ができること。それは、笑顔を分けてあげる事。少し自分のほしいものをがまんして、量が少なくても募金したら。みんなが協力したら、笑顔が倍に倍に増えていくと思います。 日本ではカンボジアにフットボールやラグビーの選手が子供達をはげましに行ったそうです。その時の写真は、みんな笑っていました。フットボールやラグビーの選手が子供達と遊んでいる写真を見ると、「平和」という文字が自然がうきあがって、自分も少し笑顔になっていることに気づきました。きっといろんな国が貧しい国に目を向けたら、何年後かにはどの国も平和と喜びに満ち溢れていると思います。その夢が現実になるように、お祈りしたいです。

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