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ホームイベント&トピックス>作文コンクール 入賞作品

2005年 イベント&トピックス

第2回 WFP生徒作文コンクール 入賞作品

佳作

「かわいそう」だけで終わらせないで
玉井 沙季  聖園女学院1年  (神奈川県)

「かわいそう」
と、私は去年おきたスマトラ沖地震の影響で、ほとんどの家がすべて壊れている島の様子を見て思った。しかし、思っただけでなにも行動せず、すぐにその映像を忘れてしまった。またその映像を見るが、忘れるという繰り返しだった。

地震がおきてから少し時がたった頃、国語の授業中に出された読解の文章中に私の目を引く一つの文があった。
「事件や事故までも娯楽化して消費している」というものだった。そして先生が
「つまり、おせんべいをぼりぼり食べながら、テレビに映っている悲惨な事故の映像を見ているということです。」と言った。私はふと、スマトラ沖地震について、テレビに映っていた映像が頭に浮かんだ。そして、私はこう考えた。

私が、かわいそうと思うだけですぐに災害などの悲惨な事故を忘れてしまう事と、文に書いてあることが、少しでも共通しているんではないかと。この事がきっかけで私は少しだけ変わった。

ある日、久しぶりにスマトラ沖地震についての特集が行われていた。そこには、前見た映像とは違って、津波の影響で食料が不足し、飢えに苦しんでいる子供達の様子が映っていた。子供達の腕は細く、折れてしまいそうだった。私は幸せ者だと思った。食料も充分にあるし、何だかすごく後ろめたい気持ちになった。しかし私はあの文のおかげで行動するようになった。まず、私は飢えに苦しんでいる子供達が少しでも楽になれるように、まずあまり関係ないけれど、人に作ってもらった、料理は残さず食べるようにした。次に、スマトラ沖地震に対しての募金箱を見たら、なるべく協力するようになった。たった一円や十円でも、多くの心優しい人々が協力をして、地道に地道にお金は増えて、やせ細った子供達に少しだけ幸が訪れると思う。

資金は、スマトラ沖地震についてテレビや新聞ではまったくとりあげられていない。そのため、この災害の悲惨さ、家族を亡くされてしまった人の悲しみ、そして飢えに苦しんでいる人々のつらさが忘れられています。これからは少しでも多くの人が事件や事故のつらさ、かなしみを忘れずに、そして災害から得た教訓をこれからの生活に生かせるよな社会に変わっていってほしいと私は思う。

そして、「かわいそう」と思うなら、自分でできる限りの事をして、ずっと幸でいたいと私は心から思った。

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