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2005年 イベント&トピックス

第2回 WFP生徒作文コンクール 入賞作品

佳作

「飢餓」について私たちも考えよう
椙田 萌美  本庄市立本庄西中学校3年  (埼玉県)

今の時代私たちにとって「飢餓」という言葉は、聞いただけでは、あまりピンとこない言葉です。でも、世界では飢餓に苦しみ、死んでいく子どもたちがたくさんいるというのです。親に捨てられた子。食べたくても食べられない子。私と同じ中学生やもっと小さい子も、毎日毎日たくさん死んでいるのでしょうか。

私は去年テレビでソマリアで生活している家族の番組を見ました。その家族は、お父さんが死んでしまい、お母さんは病気で働けないので、小学生の長女が働いて生活を支えているという状況でした。その女の子の弟たちは、食べざかりで、毎日お腹がすいていましたが、女の子しか働いていないので、三日に一度だけ、お米にたくさんのお水を入れて、食べるくらいしか食べ物がなかったそうです。体は骨が見えてしまうほどやせ細り、同じ人間がこんな姿になってしまうのだろうかと思うと涙が止まらなくなりました。

ある日、社会の先生がこんな事を話してくれました。「今、世界では、三秒に一人子どもたちが死んでしまっているのだよ。ストリートチルドレンや餓死してしまう子。世界がもっと平和になればいいね。」と……。

それに比べ、日本の生活は、とても豊かです。逆に、豊かすぎるのかもしれません。食べ物を好きなだけ、お腹いっぱい食べることができるからです。ところが、たくさんあるからといって、無駄にしている人がたくさんいます。嫌いだからといって、大事な食べ物を残して捨てている人もいます。飢餓は自分に関係ないと思っている人もたくさんいるのではないでしょうか。

そんな子どもたちを助けるために、私たち中学生でもできることを考えてみました。一番身近で、すぐにできること。それはやはり食べ物を残さない。ということだと思います。たとえ残り物でも、餓死していく子どもたちにとっては、すごいごちそうではないでしょうか。そんな子どもたちの気持ちを考えながら食べてみてください。それでも、本当に残して、捨ててしまう気になりますか?

またその他にも、餓死していく子どもたちへの募金、電話、それに今は、ブレスレットを買うと、買ったお金で募金になるなど、私たちでも身近で募金できるようになりました。まずは小さいことからチャレンジし、世界から、餓死していく子どもたちを少しずつ減らしていきたいです。

世界中の全ての人々が私たちと同じ人間として生きる権利を持っています。飢餓というのは、運命や偶然で起こるものではないと思います。そしてたくさん食べ物がある国の皆が助け合って平和な世界を作ってほしいです。

さあ、考えてください。今、あなたが捨てようとした残り物。それで、世界で何人の人々の命が、救われると思いますか?

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