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ホームイベント&トピックス>作文コンクール 入賞作品

2006年 イベント&トピックス

第3回 WFP生徒作文コンクール 入賞作品

佳作

「世界中の飢えた子どもたちの未来を少しでも良くするために何ができるか?」
愛知県 椙山女学園大学附属小学校 5年 小川 紗季

 まえから、難民という言葉を聞いたり、募金があったり、なんとなくそんな国があるのは知っていましたが、世界中にこんなにたくさんの子どもたちが飢えに苦しんでいるなんて知りませんでした。5秒に一人5才未満の子どもたちが栄養不足で亡くなっているだとか、3億人もの子が飢えているとか、私には想像もできないことです。

 そういえば、少し前にテレビで貧しい国の子どもの番組を見たことを思い出しました。お父さんは亡くなり、お母さんは治らない病気でねたきりで、私と同じぐらい年の女の子が小さな弟のめんどうをみながら、一人で働きに行って家族を支えている話でした。その家族はゴミ捨て場の横に小さな屋根だけあるような家に住み、女の子は毎日学校へ行くこともあきらめて、ゴミ捨て場でゴミの中から少しでもいい物をみつけだして、お金をもらって、少しの食料を買い、十分な量がないので自分はあまり食べずに家族に食べさせていました。女の子は朝からばんまで働いていました。そして毎日おなかをすかせていました。私と同じぐらいの女の子が。昨日私は大好きな焼肉屋さんへ行ってふだん少食なハズの私も焼肉は好物のためおかわりまでしました。今日の朝食でトマトを残し、昼食ではやきそばとアスパラを残しました。私は、初めて自分の食べた物をふり返りました。

 世界の貧しい国の子どもたちには学校給食を楽しみにして学校に来ている子もたくさんいるようです。でも、給食といっても、わたしたちみたいにいろんな種類のおかずがあったりするわけではなく、もっと簡単なスープやカレーのようなものばかりでした。学校も机やイスもなくゆかにすわって、黒板のかわりにカベに書きながら授業をやっている学校もありあました。

 世界中の飢えた子どもたちの未来を少しでも良くするために何ができるのか?私が一人でできることなど何もありません。たまたま私は日本のここに生まれてこれただけで、たまたま、その飢えた子どもたちは貧しい国に生まれてしまっただけなのです。ただ私にできることは毎日食べることの心配をしなくてすむことに感謝し、好ききらいを言ったり食べ物をそまつにしない、私たちが豊かな国だからこそある幸せを大切に考えたいと思います。私たちではテレホンカード寄付によるワクチン援助ぐらいしか身近でできることはありませんが、世界中にいる豊かな人々がもっと本当の意味でこういった貧しい人々の生活を知ってくれれば少しは良くなるのではないかと思います。

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