2006年 イベント&トピックス
第3回 WFP生徒作文コンクール 入賞作品
佳作
「不得意を得意に変えよう」
神奈川県 神奈川大学附属中学校 3年 石川 大貴(いしかわ ひろき)
国連WFP(国連世界食糧計画)のホームページを見ると「子どもの飢え」をなくす活動として学校給食プログラムが載っている。
これは、子どもたちに学校給食を食べてもらうことで少なくとも一日のうち一食は栄養価の高い食事がとれて、さらに学校で勉強もできるという一石二鳥の活動だ。このプログラムを調べていて少し疑問がわいた。
「給食の費用はどれ位かかるのだろう?」
当然、日本もこの費用を出している(はず)だが、「お金」を出すだけでいいのだろうか。日本はこの先もずうっと「お金」を出しつづけていかれるのだろうか。「お金」が無くなったんで給食は終わりですではかっこう悪いし、給食を楽しみにしている子どもたちも困ってしまう。
「お金」を出すことは、その国の経済状態によって変わってしまうので、「お金」を出す以外の協力で「子どもの飢え」を無くすことができないだろうか?
そこで私は、日本の得意なところや不得意なところの中から一つ選び出した。
「日本の過疎化」である。「日本の過疎化」と「子どもの飢え」を結びつけて二つの問題を同時に解決する。
日本では都心部に人が集中し、逆に農村や漁村などでは過疎化が進んでいる。飢えに苦しんでいる人たちが過疎化が進んでいる地域に移住すれば両方の問題が解決できる。移住するのは子どもたちだけではない。お父さん、お母さんも含めた家族全員だ。しかし、一家族が移住したくらいでは両方の問題は解決しない。もっとたくさんの人が移住しなければならない。たとえば、村ごと全部とか。村に住むひと全員、村長さんも学校の先生も赤ちゃんもおじいちゃんおばあちゃんも全部丸ごと移住する。こうすれば場所が変わっただけで親戚や友達も一緒に移住できるから日本に来てさびしくない。村ごと移れば、村のお祭りや儀式なんかもそのまま受け継がれるからその村や人々の文化が無くなってしまうようなこともない。同じ言葉を話す人がたくさんいれば安心だし、もとの言葉をずうっと話せる。そうすればさびしくなって帰国するようなことも無くなる。
「過疎化」は日本だけの問題かもしれないが国連WFPに協力している先進国が全て同じ協力のしかたをするのではなく、各国が自国の得意や不得意をいかして独自のプログラムで協力してはどうだろうか。
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